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日仏カップル事情 日本女性はなぜモテる?

日仏カップル事情 日本女性はなぜモテる? 人気ランキング :
定価 : ¥ 735
販売元 : 光文社
発売日 : 2005-10-14
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 735
アネキの説教みたい

他の方も書かれていますが、情報源に偏りがあり、視野の狭さが目につきます。エッセーだからしょうがないのかもしれませんが、できるだけ客観的に日仏カップル現象を分析するという感じではなく、バカップル(古い)に対するお説教のような感じがものすごくします。アネキに叱ってもらいたい!という迷える子羊におすすめです。でもタイトルが「日仏カップルにもの申す!」とかだったらもっとよかったのに…。

トンデモ本としておすすめです

 フランス関係の新書はたいてい目を通していて、参考になることが多いのだが、この本には驚いた。知人の噂話や雑誌の記事が主な材料で、視野が狭くとりとめがない。結論は何ともベタなフランス崇拝(いわく、「若い女性が進むべき道は、フランス型の仕事と子育ての両立、プラス『魅力の資本』の維持しかない」)でしばし呆然となれる。
 「魅力の資本」の例は、「日本の女性は(・・・)四十代でもきれいな人は滅多にいない」という「二十代フランス人男性の率直な感想」。フランス人の若い男の視線と同一化しようとする迎合力、視線の対象たらんとする植民地根性が凄い。仏仏カップルが著者ご推薦なのだが、その実態の分析はなし。「同族内結婚」している「ハイ階層」の例はあるが、「低所得層や中間層の場合、夫の収入だけでは生活できないので、当然共働き」のカップルには著者は全然興味がない。  
 日本人女性に自立を説きながら、フランスへの「ポジティヴな偏見」むきだしで「パリに行けば何かある」コンプレックスを刺激する奇妙な本。自立への道は険しそうだ。

タイトルがずるい

正直、タイトルに偽りあり。比較文化論を期待すると、ありふれたフェミ論の展開に辟易すると思います。他の方も触れている通り、引用元に偏りを感じますし、教え子の発言を諸所で引いていますが、著者との利害関係が存在する相手の意見に客観性があるでしょうか。個人的な見聞に立地するがゆえの「事情」なのでしょうし、個人的な見解で例外があるということも諸所で言っていますが、その割には「べきである」的口調が多く、「批判的精神」に酔って必要のないことにまで噛み付いているような印象があり、反論を遠ざけるための逃げ口上のような気がします。私も、この本で言われるところの「ハイ階層」で著者とは同世代ですが、「どうあるべきか」は誰にも言えますし、この著者ほど雄弁ではなくても、同じようなことを考えている女性は多く、具体的提案もなく目新しさのない意見だけを吐かれてもという気がしました。

思い悩む妹たちへの指針

この本は、20台後半から30台の女性の思い悩む気持ちを身近な例を挙げてわかりやすく分析していると思う。女性の社会進出が叫ばれて久しいが、現実に働く私たち女性にとって、社会はそれまでと何も変わっていないような気がしているのは私だけではないはずだ。負け犬と言う言葉が流行り、どこか肩身の狭い思いをすることもある。何かしなければと自分探しのためにパリに旅立つ女性は私の周りにも多い。料理やお菓子を習いにパリに行ったとしても、帰国して思うような仕事に就けない、思うような生活にならないのは、結局自分の中にある問題と向き合えないことに起因すると筆者は語る。この本は30台半ばの筆者が、悩む女性たちを自分の妹を心配するかのように語りかけてくる本だと思う。筆者がこれほどまでに女性の繊細な心理を表現できるのは、おそらく筆者自身が相当の悩みを抱え、一つずつ丁寧に向き合い、乗り越えて来たからであろう。言葉の一つ一つに論理的な分析と、未だ弱者の立場である女性の味方であろうとする人柄の温かさを感じ取ることができる、読んでいて気持ちの整理ができる人も多いのではないかと思う。

紋切り型の日仏イメージに対する紋切り型の批判

日本がフランスに思う紋切り型のイメージであったり、フランス人が日本に抱く紋切り型のイメージを紹介し、それらを紋切り型と批判している。日仏カップル事情というタイトルから岩波の「フランスの家族事情」に通ずるものを感じて購入したものの、岩波のそれに比べて、筆者が今まで感じてきた不満をややヒステリックに述べているという感じが否めない。光文社のタイトルにしてやられたところは大きい。
筆者の批判が紋切り型であるところ、筆者の集めている資料がどうも左寄りであるところが、どうもヒステリック感を感じさせるものであル野ではないかと思う。
日仏のそれぞれの紋切り型のイメージを理解する意味では非常に有効であるが、それ以上のものではない。


このページの情報は
2006年3月22日21時42分
時点のものです。

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